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聖典礼賛 世界はただ穏やかに美しく それゆえに限りない絶望で人々を染め上げた 誉なるかな いと高き至高の御方 祈りの言葉は救いを求めるものに優しく 満たされしものにはパンほどの価値もない いざ詠え 永劫の未来 天より降り来たる白き悪魔にその身をゆだねよ 愚かしくも賢しき人の子 汝の楔を契約と共にささげるその時 神の軍門は崩壊し 古き獣は咆哮を上げる 腐り落ちた果実で喉を潤し 穢れ切った水でその身を清めよ 血に濡れた指先で神の子を称えよ 悪しき言葉にて汝の愛するすべてを聖別せよ さぁ 今こそが選択の時である 量り取るべき供物はすでに神の御前の天秤の上に 選び取れ 身を委ねよ 美しき地獄へとその身を落とすのか 醜い天国への門をくぐるのか すべての答えはただ 汝の胸のうちにあるなれば 特に意味はないのですが…………… 強いて言えば多分、セラスパの世界観に触発されて書いたっぽいポエム。 イメージはでも、聖書の中の〈黙示録〉ですねぇ。 あの話は私好きです。 ……………ああ、タイトル、黙示録でもよかったなぁ(待て) |
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