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《塔》




誓った言葉は、祈りの夢。



今が壊れる夢を知り

今が生まれる過去を知り

今が織り成すすべてを知り

今が今である事の幸いを知り



未来を恐れる事はどんなにか哀しく

過去を悔やむ事はどんなにか切なく

今をうらむ事がどんなにかむなしく

そうある事を知っている自分が


この道の 果てで


選んだのは確かな意思



見上げた空はたちまちに遠ざかり

見下ろした大地がたちまち目の前に広がる

その瞬間に笑っていられたのは

何者でもない私自身が過ごした過去を

実現する為の今があるのだと知っていたから



神の怒りも 人の怒りも

響く声は祝福の讃歌

惑う人々の怒号を受けて高らかにやすらけく

歌い上げた祈りの言葉


それは私が私であったと言う事。






ものすごく久し振りな詩。

《塔》というカード自体はあまり(というかかなり)いい意味はありませんが、

禍福のあざなえる事塞翁の馬が如し、とも言いますので。

災いの知らせは、その向こうにある幸福の知らせでもあります。

だからって、幸福の知らせが出たその時に、その向こうの不幸を思って嘆くのは、

どう考えてもひねくれてるだけだと思いますけれどね(笑)



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